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アキュフェーズC-3900使いこなし-3-
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一般的に入手できる限界?8スケアケーブルの出番となった。8スケアについては、2003年からSPコードでキャブタイヤタイプを使用しており、その圧倒的な実力は確認済み。個人的にはケーブルのラスボス的存在となっている。とにかく太く、固いので端子へのストレスも半端なく、慎重に扱わなければならない。今回は取り回しを考慮し並行ケーブルとした。
以前、電工試験の実技対策の様子を見学したとき、Φ2mmの単線を飴のように手早く自在に扱い、実にきれいに端末処理をしていく技に感心し、何とか技術を盗もうとしたこともあるが、この手の処理は中々上達しない。とにかくうん十年のマニア?歴にも関わらず、端末処理は下手くそで公開するのは実に恥ずかしい。 |
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| @8スケア5m、フルテック、AETのプラグ購入、なお、AETはインレットが3.5スケアまでなので断念。 |
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A接触面積をできるだけ広くしたいので、末端を二股に加工し、端子に差し込んだ。 |
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| Bグリグリ入れた後に、隙間を半田めっきした。 |
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C左から、AET SIN、3.5スケア、5.5スケア、8スケア、3.5スケアが細く見えてしまう。 |
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通常はコンセントに縦方向で挿すことになるが、より安定性を求めるなら横方向が良いだろうと考え、フルテック製の横型プラグを最初に購入し作成に取り掛かった。 |
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作業上の注意事項 |
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- 最終的に3社の製品を使用することになり、いずれも3.5スケアを標準としていることが判った。したがって、5.5スケアまでならギリギリ対応可能だが、8スケアでは工作上の不都合が出てくる。例えば、ケーブルの首根っこを押さえるプラスチック製の部品に収まらずはみ出るなど。
- 撚り線の先端をバラけないように半田でまとめると、装着しにくくなる。具体的には、先端だけほんのちょっとつければよいのだが、そうすると芯線が太いので1〜2本バラけてしまうので、少し多めに浸みわたる?ようにすると今度は途端に硬くなって差し込みにくくなる。
- 硬くなるとネジで締め上げても、面接触にならず線接触に近くなり、接点の形状としては理想から外れる。
- きれいに処理する一番の方法はケーブルターミネーターを使用することだが、当然のことながら、8スケア用ではデカ過ぎて、プラグには使えない。
- φ1.6程度の単線を使おうとも思ったが、そうすると単線との接続面にストレスがかかり、ちょっと不安。
- また、プラグ内で線を直角に曲げなければならず、かえってケーブルにストレスがかかることが判った。3.5スケアなら問題ないが、太く硬い8スケアの場合はストレスのかかり方は半端なく、曲げるためには温めなければならなかった。
- いずれにしても、3.5スケアを想定している市販のプラグに8スケアを問題なく取り付けるには、電工の実技試験をパスするくらいの技量は必要と感じた。
- なお、メーカーは3.5スケアを標準規格としているので、それ以外を装着した場合は何かあっても責任対象外と思う。
- 完成後の、テスターによる導通・ショートの有無等の確認は必須
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JODERICA |
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硬いケーブルがプラグ内で直角に曲がっていること、端末処理などに満足がいかず(不安?)、作り直そうとも思ったが、どうせならもう一本作ることにした。具体的には、接点部分(ブレード)にタフピッチ銅を採用しているJODERICA製のもの。自分はこのメーカーの事前知識ゼロだったが、真鍮やロジウムメッキの使用による真鍮臭さの回避、機器側のインレット接触面積30%アップなど、刺さる宣伝文句に惹かれ思わず購入してしまった。 |
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| 差込口の形状から、線数を6割位に間引いて差し込む。先端の半田付けは針金で締め上げてから行う。 |
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がっつり差し込むと隙間なく入るが、線数を欲張らないことがポイント |
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| 縦型(銅色)がJODERICA、横型がFURUTECH |
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久々に噛みごたえ?のある連中だ |
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注意点 |
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- これは明確に3.5スケアを想定しているようで、8スケアを装着する場合は付属のスペーサー?等に不都合が出てくる。
- 先端の差込口を見ると円筒状になっており、通常の万力タイプより接触面積を増やそうとする工夫があることがわかる(万力タイプでもちょっと叩けば面接触にはなるが)。
- 差し込む場合は、芯線数を14〜17本くらい間引くとズッポリ入るのだが、これも奇麗に入れようと先端を半田付けすると途端に入りにくくなる。先端をまとめるのは自分にとっては鬼門。先端はまとめずに撚った状況で差し込んで締め上げる方が結果が良いと思う(芯線を切り詰めた後処理も忘れずに)。
- 先端をまとめる際も、もっと細い針金で絞める方がいいが、作業を中断し買いに行くのが面倒で有り合わせで済ませてしまった。
- 仕上がりはこちらの方がプラグ周りは危なっかしくなった。
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ヒアリング結果は極めてショッキングなものだった。 |
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つづく |
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なお、自宅のコンセントは2つ穴なので、アースをとる場合、アースが来ているコンセントからアース線を邪魔にならないように、壁際を延々5メートル以上引き回さなければならない(直線では足にひっかける)。当初は自作テーブルタップまで引き込んでいたが、意外に掃除の邪魔になるし、アンテナ効果?などが気になりり現在は外してしまっている。アースは奥が深く、住まいの状況にも左右され、音質に与える影響は、鉛や電源ケーブルのようにはいかいないようだ。結論としては、極性は管理しているが、アースは諦めている。 |